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大阪生まれ。大阪音楽大学ピアノ科を経て、桐朋学園大学オーケストラ指揮専攻科に学ぶ。
これまでに指揮を、小澤征爾、尾高忠明、秋山和慶、黒岩英臣、小松一彦、岡部守弘の各氏に、
ピアノを、山本瑛子、梅本俊和、山田朋子氏に、二重奏及び室内楽を、中山朋子、間宮芳生、江藤俊哉、金昌国の各氏に、作曲を、三善晃氏にそれぞれ師事。

 

1992年、南スイスのルガーノで行われた「マスタープレイヤーズ講習会」においてマスタープレイヤーズオーケストラを指揮し高い評価を得ると共に、R.シューマッハー氏により指導を受ける。
1996年7月には、ソンバトヘイ(ハンガリー)で行われた国際バルトークセミナーにてファイナルコンサートの指揮者に選ばれサヴァリア交響楽団を指揮し絶賛を博す。

1999年8月には、ウィーンとブダペストで行われた「日独楽友協会指揮者セミナー」にてK.レーデル氏に師事。

エレクトーンアンサンブルによる電子オーケストラとの共演も積極的に取り組み、特にピティナピアノコンペティション協奏曲部門や東京六大学ピアノコンサートを含む各種演奏会の指揮を担当した。

また演奏頻度の少ない作曲家の作品も積極的に紹介することにも力を注ぎ、1995年にはP.マッカートニーのクラシック音楽の分野の大作「リバプール・オラトリオ」を、2005年には、エストニアの作曲家であるエドアルト・トゥビンの交響曲第4番「叙情」を日本人指揮者として初めて指揮し大反響を呼んだ。

 

1999年11月11日、オーチャードホールにて新星日本交響楽団(現:東京フィルハーモニー交響楽団)を指揮し絶大なる評価を得、その模様はNHK、スカイパーフェクTVでオンエアされ、また「音楽の友」をはじめとするさまざまなメディアにて、賛嘆の記事が寄せられた。

 

2004年12月9日、ロンドン、バービカンホールにてイギリス室内管弦楽団を指揮し大成功を収め、海外メジャーデビューの第一歩を踏み出した。 同時に、現在ベルリンフィルハーモニー管弦楽団第一コンサートマスターである樫本大進氏とブルッフのヴァイオリン協奏曲ト短調を共演した。

 

これまでにイギリス室内管弦楽団、群馬交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、新星日本交響楽団(現;東京フィルハーモニー交響楽団)東京ニューシティ管弦楽団、日本新交響楽団(現;東京ユニバーサルフィルハーモニー管弦楽団)、東京合唱協会をはじめ、たくさんのオーケストラや合唱団を指揮、また、ウィーン・ザイフェルト弦楽四重奏団、樫本大進(ヴァイオリン)、橋本杏奈(クラリネット)、エリザベート・ガンター(クラリネット)、ダリオ・ボヌッチェッリ(ピアノ)、マインハルト・プリンツ(ピアノ)他、 多くの世界的アーティストとも共演している。 

さらには門田展弥氏のクラリネット協奏曲第1番をイタリアの巨匠、ミケーレ・インツェンツォ氏をソリストに迎え世界初演を指揮した。 

最近は指揮者活動だけにとどまらず、指揮教室でのレッスン、また「究極の楽器・指揮」(ヤマハホール)「指揮者側からみたベートーヴェンの第九交響曲の魅力」(羽村市)などの講演活動も活発に行っている。

 

2015年から2018年までヘースティングス国際作曲音楽祭(イギリス)の首席指揮者を務め、門田展弥氏のオペラ「OTOHIME」管弦楽版世界初演を指揮、オスカー賞受賞作曲家でイギリス作曲界の重鎮、スティーヴン・ウォーベック氏の「コレリ大尉のマンドリン」を氏自ら弾かれたアコーディオンと共演、計3回のコンサートを指揮して、数々の世界初演作品を紹介し大成功を収めた。

 

​2017年にはTAKUMI室内管弦楽団を結成し、現在音楽監督を務めている。

 

日本演奏連盟会員。

 

 

 

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